お金を借りる際に審査が甘い借入先は|大手消費者金融・中小消費者金融5社ずつのカードローンを徹底解説

お金を借りる時に必ず生じるのが審査。
お金を借りるのに激甘審査ファイナンスを探されている方も多いでしょう。

結論から言うと、審査が甘いと宣伝する消費者金融は存在しません。その理由は、貸金業法でそのように表現することを禁止しているのと、お金を借りる際の審査基準は非公開なので誰にも判断できないからです。
しかし、審査通過率の高い消費者金融を知り、そこでの審査通過に関するポイント・コツをおさえることはできます。

この記事では、「審査が甘い」とは言えないが審査に通過しやすい(審査通過率が高い)消費者金融を探すお手伝いをしますので、ぜひ最後までご一読ください。

目次

お金を借りるのに最短即日融資で審査に通過しやすい(審査通過率が高い)のは大手消費者金融!

「今すぐお金を借りたいけれど審査が気になる」「審査に通過しやすい(審査通過率が高い)消費者金融を探している」という方も多いですよね。
しかし、即日でお金を借りるのに審査なしで融資を受けることはできず、「審査が緩い」「審査なし」といった金融機関は存在しません

ただし、銀行と比較すると審査に通過しやすい(審査通過率が高い)金融機関は何社か存在します。その代表格と言えば、大手消費者金融会社や「街金」として親しまれる中小消費者金融です。

各社の特徴やおすすめポイントを下記の通り掲載します。

審査に通過しやすい(審査通過率が高い)即日融資の大手消費者金融4社 比較一覧

 
審査に通過しやすい(審査通過率が高い)大手消費者金融といえば、アコム・アイフル・プロミス・レイク (: レイクALSA)の4社です。

消費者金融審査通過率審査時間融資スピード/即日融資金利(実質年率)
アコム39.6%最短20分(WEB借入診断3秒)最短20分 / ○3.0%~
18.0%
アイフル36.9%最短20分(WEB借入診断最短1秒)最短20分 / ○3.0%~
18.0%
プロミス40.9%最短20分(WEB借入診断最短15秒)最短20分 / ○4.5%~
17.8%
レイク32.6%最短20分(WEB借入診断最短15秒)最短25分 / ○3.0%~
18.0%
SMBCモビット最短15分(WEB簡易審査10秒)最短15分 / ○ ※13.0%~
18.0%
※1 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

アコム

大手消費者金融で、審査に通りやすいカードローンと言えばアコムです。
審査回答までの所要時間は最短20分で、審査が完了した時点ですぐにでもお金を借りることができます。
アコムで審査をスムーズに通過するには、借入限度額を少額に設定しておくと良いでしょう。借入する金額が少なくて月々の返済金額を多めに設定していれば、金利の負担も抑えられます。
参考までに、アコムで30万円借りて毎月3万円ずつ返済した場合の返済回数は11回、利息分も含めた総返済額は327,483円です。

・WEB申込み完結でカード発行なし
・返済方法はインターネット・提携ATM・アコムATM・振り込み・口座振替の5種類
・最短20分で審査完了・即日融資OK

申込み年齢申込み時点で満20歳以上
借入限度額1万円~800万円
金利 (実質年率)3.0%~18.0%
遅延損害金(実質年率)20.0%
申込み方法WEB (PC・スマホ)・店舗・電話・郵送
審査時間最短20分 (WEB借入診断3秒)
融資スピード最短20分
在籍確認原則として在籍確認なし (在籍確認が行われる場合は申込者の同意を得る)
審査通過率39.6%
借入方法振り込みキャッシング・アコムATM・セブン銀行ATM・E-net・ローソン銀行ATM・イオン銀行ATM・提携銀行ATM・スマホATM
返済方法インターネット返済・アコムATM・提携ATM・振り込み・口座振替 (自動引き落とし)
返済方式定率リボルビング方式
郵便物なし (WEB申込みでカードレス契約の場合)
無利息期間サービス契約日の翌日から30日間

アイフル

アイフルでお金を借りるのに審査に通るかどうか気になる方は、公式サイトで簡易診断を利用するのがおすすめです。年齢・年収・他社借入金額の3項目を入力して「診断する」をクリックすると、すぐに結果が表示されます。簡易診断なので本審査とは結果が異なる場合もありますが、安定した収入が継続していて、他社から借入れしていない方なら、スムーズに審査をクリアできるでしょう。
申込みの時点で、すでに1社または2社以上の金融機関からお金を借りている方は、「かりかえMAX」(借り換えローン)または「おまとめMAX」(おまとめローン) が適しています。

・借り換えローンやおまとめローンとしても利用可能
・新規契約日の翌日から30日間無利息期間あり
・アプリを活用すれば書類提出や借入返済がよりスムーズに

申込み年齢満20歳以上69歳まで
借入限度額1万円~800万円
金利 (実質年率)3.0%~18.0%
遅延損害金(実質年率)20.0%
申込み方法WEB (PC・スマホ)・無人契約機・電話
審査時間最短20分 (WEB借入診断最短1秒)
融資スピード最短20分
在籍確認原則として在籍確認なし(書類提出による在籍確認も可能)
審査通過率36.9%
借入方法スマホアプリ (セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)・提携銀行ATM・振り込みキャッシング・アイフルATM
返済方法振り込み・スマホアプリ(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)・アイフルATM・提携銀行ATM・口座振替(自動引き落とし)・インターネット返済
返済方式借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
郵便物原則なし (ただし本人確認方法により郵便物が届く場合あり)
無利息期間サービス初めて契約した日の翌日から30日間

プロミス

大手消費者金融5社の中でもっとも審査通過率が高いのがプロミスです。
プロミスの融資額は1万円から最大500万円ですが、審査に通りやすくするには借入限度額を50万円以下に設定して少額で借りるよう心がけておくと良いでしょう。
プロミスでは長期的に安定した収入があり、他社で融資を受けていない方なら審査に通りやすくなります。WEB借入診断は最短15秒、最短20分で融資可能、WEB申込完結なら自宅への郵便物もありません。

・安定した収入が得られる方なら満18歳から申込みOK
・大手消費者金融ではもっとも審査通過率が高い
・カードローンの不明点があれば女性オペレーターが丁寧に回答

申込み年齢満18歳から 満74歳まで
借入限度額1万円~500万円
金利 (実質年率)4.5%~17.8%
遅延損害金(実質年率)20.0%
申込み方法WEB (PC・スマホ) ・電話・無人契約機
審査時間最短20分 (WEB借入診断最短15秒)
融資スピード最短20分
在籍確認原則として在籍確認なし (審査結果により在籍確認が必要な場合は連絡するタイミングは応相談)
審査通過率40.9%
借入方法瞬フリ (振り込みキャッシング)・プロミスATM・コンビニATM・提携銀行ATM・スマホATM
返済方法口座振替 (自動引き落とし)・プロミスATM・インターネット返済・スマホATM・銀行振り込み・提携銀行ATM
返済方式残高スライド元利定額返済方式
郵便物なし (WEB申込みでカードレス契約の場合)
無利息期間サービス初回借入日の翌日から30日間
※メールアドレスの登録とWEB明細の利用が条件

レイク (旧 : レイクALSA)

レイクは、審査の所要時間は約25分、WEB完結なら申込みから必要書類の提出・審査・借入れまでの流れがスムーズです。
WEBでの申込みで60日間無利息、借入額のうち5万円まで180日間無利息、借入限度額が200万円を超える方は30日間の無利息期間サービスを利用できます。
パートやアルバイトの方でも長期的に安定した収入があればカードローンの利用可能です。

・無利息期間サービスが充実
・アルバイトやパートの方も安定した収入があればOK
・SBI新生銀行グループ企業のカードローン

申込み年齢満20歳以上70歳以下
借入限度額1万円~500万円
金利 (実質年率)4.5%~18.0%
遅延損害金(実質年率)20.0%
申込み方法WEB (PC・スマホ) ・電話・無人契約機
審査時間最短25分 (WEB借入診断最短15秒)
融資スピード最短25分
在籍確認原則として在籍確認なし (書類提出での在籍確認は応相談)
審査状況により在籍確認の連絡あり
審査通過率32.6%
借入方法スマホATM (セブン銀行ATM)・振り込みキャッシング・SBI新生銀行ATM・提携銀行ATM
返済方法口座振替 (自動引き落とし)・スマホATM (セブン銀行ATM)・SBI新生銀行ATM・WEB返済
返済方式残高スライドリボルビング方式
元利定額リボルビング方式
郵便物WEB完結申込みで郵便物なし
無利息期間サービスWEB申込みで60日間無利息期間
契約額200万円を超える場合は30日間無利息期間
借入額のうち5万円まで180日無利息期間
※初めて契約した日の翌日が無利息期間の開始日

SMBCモビット

SMBCモビットは、審査完了まで最短15分、最短即日で融資を受けることが可能です。
公式サイト上には審査通過率に関するデータは公開されていませんが、年齢条件をクリアしていて安定した収入が継続している方が条件です。
SMBCモビット公式スマホアプリを活用すれば、カードレス取引も可能です。
大手消費者金融5社の中で唯一SMBCモビットのみ無利息期間サービスはありませんが、返済金額に応じてVポイントが貯まる特典が魅力です。カードローンの返済が続く間はこの特典を利用できるので、短期間で返済するのが難しい方や、大口融資を受けて長期間で返済したい方に最適です。

・返済額に応じてVポイントが貯まる
・スマホアプリを活用すれば借入返済24時間いつでもOK
・契約完了後は最短3分で振り込みキャッシング

申込み年齢満20歳以上74歳以下 ※収入が年金のみの方はお申込いただけません。
借入限度額1万円~800万円
金利 (実質年率)3.0%~18.0%
遅延損害金(実質年率)20.0%
申込み方法WEB (PC・スマホ) ・電話・三井住友銀行のローン契約機
審査時間最短15分(WEB簡易審査10秒)
融資スピード最短15分 ※1
在籍確認原則電話での在籍確認なし (社名入り書類提出で在籍確認OK)
審査通過率非公開
借入方法振り込みキャッシング・スマホATM取引 (セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)・提携銀行ATM
返済方法振り込みキャッシング・スマホATM取引 (セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)・提携銀行ATM
返済方式残高スライド元利定額返済方式
郵便物WEB完結申込みで郵便物なし
無利息期間サービスなし
※1 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

独自審査が特徴の中小消費者金融5社 比較一覧

次に紹介するのは中小消費者金融です。
各社にて独自審査により「審査の甘い消費者金融」とも言われています。ただし、大手消費者金融と比較すると金利がやや高めに設定されています。
大手消費者金融と同様に貸金業法に基づいて運営されているため、総量規制オーバーでの借入は不可です。安定した収入があり、返済能力を有することが前提となりますので、ブラックリストの方は当然ですが対象外となります。

消費者金融審査通過率審査時間融資スピード/即日融資金利(実質年率)
アロー最短45分(WEB借入診断最短3秒)– / 最短即日融資15.00%~19.94%
セントラル最短即日(WEB借入3問診断)– / 最短即日融資4.8%~18.0%
フクホー最短即日 (WEB借入診断3秒)– / 最短即日融資7.3%~20.0%
フタバ最短即日 (WEB借入3問診断)– / 最短即日融資14.959% ~19.945%
ベルーナノーティス最短即日– / 最短即日融資4.5%~18.0%

アロー

アロー「フリープラン」は事業性資金を除いて資金使途は自由、借入限度額は200万円です。
アローの申込みは公式サイトから24時間対応、担保・保証人は不要で、申込み手続きから最短45分で審査完了、最短即日でお金を借りることができます。
年齢条件を満たしていれば申込み可能ですが、勤続年数や収入証明書に関する条件が設けられており、この条件をクリアする必要があります。
専用アプリを活用すれば、申込み手続きから借入までWEB完結となりますので、自宅への郵便物もありません。

・アプリ活用で申込みから借入までWEB完結 (自宅への郵便物なし)
・申込み手続きから最短45分で審査完了
・新規申込み・再利用・限度増額の申込みはWEBから24時間対応 

申込み年齢25歳以上65歳までの方
※ただし勤続年数1年未満 (11ヶ月以下) の方や健康保険未加入の方は不可
※自営業の方は確定申告など収入証明書の提出が必要
借入限度額200万円
金利 (実質年率)15.00%~19.94%
遅延損害金(実質年率)19.94%
申込み方法WEB (PC・スマホ)
審査時間最短45分 (WEB借入診断最短3秒)
融資スピード最短即日融資
在籍確認あり
審査通過率
借入方法振り込みキャッシング
返済方法アロー指定の金融機関に振込み・店舗窓口
返済方式残高スライドリボルビング・元利均等返済
郵便物WEB完結申込みで郵便物なし
無利息期間サービス契約日の翌日から30日間

セントラル

セントラルは1973年 (昭和48年) 創業、老舗の中小消費者金融会社で、関東・関西・中国・四国地方に店舗展開中です。
継続的に安定した収入がある方なら、パートやアルバイトの方も申込み可能です。融資額は最低1万円からで千円単位での借入が可能です。借入・返済は最寄りのセブン銀行ATMで、原則として一部の時間帯を除き土日祝日でもいつでも利用できます。

・セントラルの借入が初めての方は最大30日間無利息期間サービスあり
・平日14時までの申込みで最短即日融資
・関東・関西・四国・中国エリアに密着して創業50年

申込み年齢20歳以上の方で定期的な収入と返済能力のある方
借入限度額1万円~300万円
金利 (実質年率)4.8%~18.0%
遅延損害金(実質年率)20.0%
申込み方法WEB (PC・スマホ) ・自動契約機・店舗窓口・コンビニ (マルチコピー機)・郵送
審査時間最短即日(WEB借入3問診断)
融資スピード最短即日融資
在籍確認申込み内容により電話で連絡する場合あり
審査通過率
借入方法セントラルATM・振り込みキャッシング・セブン銀行ATM
返済方法セントラルATM・指定口座振り込み・セブン銀行ATM
返済方式借入残高スライドリボルビング方式
郵便物自動契約機やWEB申込みの場合は郵便物なし
無利息期間サービス初めて利用する方は契約日の翌日から30日間無利息

フクホー

フクホーは1967年 (昭和42年) に大阪市浪速区で創業、1970年に法人化された金融機関です。
他の金融機関と異なる特徴として、証書貸付による融資が行われています。そのため、ローン専用のカード自体が存在せず、カードを持ち歩く必要もありません。最寄りコンビニのマルチコピー機で契約書類を受取る場合は、自宅に契約書類が届くこともありません。

・他の金融機関からの借り換えローンとしての利用も可能
・証書貸付による融資でローン専用カード発行なし
・契約書類の受取りをコンビニのマルチコピー機で済ませておけば自宅への郵便物なし 

申込み年齢20歳以上の方で定期的な収入と返済能力のある方
借入限度額5万円~200万円
※新規契約の方は初回50万円まで
金利 (実質年率)7.3%~20.0%
(借入限度額が5万円~10万円の場合)7.3%~18.0%
遅延損害金(実質年率)20.0%
申込み方法WEB (PC・スマホ) ・店舗窓口・コンビニ (セブンイレブンのマルチコピー機)
審査時間最短即日 (WEB借入診断3秒)
融資スピード最短即日融資
在籍確認あり
審査通過率
借入方法証書貸付 (指定口座に振込みキャッシング)
返済方法指定銀行口座への振り込み
返済方式元金自由返済方式・元利均等返済方式
郵便物仮審査通過後に契約書類を郵送
※店舗窓口への来店またはコンビニのマルチコピー機から申込みの場合は郵送物なし
無利息期間サービスなし

フタバ

フタバでは20歳以上73歳以下の年齢で、安定した収入が得られている方なら申込み可能です。初めて利用する方は無利息期間サービスが適用され、契約日の翌日から30日間は無利息となっています。
フタバへの申込みは平日土日を問わず24時間いつでもWEBで受付中、来店不要で平日16時までの審査完了で即日融資可能です。
新規契約の方は初回1万円から50万円までの少額融資で、借り過ぎを未然に防げるでしょう。途中で追加借入したい場合は、増額の申込みもWEBから24時間いつでも対応可能です。

・平日16時までに審査が完了していれば即日融資可能
・初回は1万円から50万円までの少額融資
・契約日の翌日から30日間無利息期間サービス適用

申込み年齢20歳以上73歳以下の方で安定した収入と返済能力がある方
借入限度額1万円~50万円
金利 (実質年率)14.959%~19.945%
遅延損害金(実質年率)19.945%以内
申込み方法WEB (PC・スマホ)
審査時間最短即日 (WEB借入3問診断)
融資スピード最短即日融資
在籍確認あり
審査通過率
借入方法振り込みキャッシング
返済方法フタバ指定の銀行口座に振込み
返済方式元利均等返済
郵便物あり
無利息期間サービス初めて契約する方は契約日の翌日から30日間無利息

ベルーナノーティス

ベルーナノーティスは通販カタログ販売・ベルーナの子会社である株式会社サンステージが提供しているカードローンです。消費者金融会社として35年以上の実績があり、カードローンが初めての方にも安心して利用できます。
申込みの年齢条件は20歳から80歳まで、安定した収入がある方ならアルバイト・パートの方もOK、配偶者貸付制度により専業主婦の方や年収が少ない方の利用も可能です。 

・14日間の無利息期間サービスは何度でも利用可能
・WEB申込みが不安な方は電話での相談や申込みもOK
・配偶者貸付制度により年収が少ない方や専業主婦の方も申込み可能 

申込み年齢20歳から80歳までの方で安定した収入がある方
借入限度額1万円~300万円
金利 (実質年率)4.5%~18.0%
遅延損害金(実質年率)20.0%
申込み方法WEB (PC・スマホ)・電話・郵送
審査時間最短即日
融資スピード最短即日融資
在籍確認あり
審査通過率
借入方法振り込みキャッシング・提携銀行ATM (三菱UFJ銀行ATM・東京スター銀行ATM)・セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・E-netATM
返済方法口座振替 (自動引き落とし:手数料90円)・銀行振り込み
返済方式借入残高スライドリボルビング方式
郵便物あり
無利息期間サービス初めての方や完済後に再度借入れる場合は何度でも14日間無利息

「即日×審査甘い」の条件で借入先を探すときの4つのポイント|失敗しない業者選びをご紹介

「審査が甘い・即日融資可能」の条件で、お金の借入れ先をお探しの方。
業者選びで失敗しないためにも、下記の4つのポイントについて事前に確認しましょう。

審査時間が早いか

緊急でお金を借りたい方は、審査時間のスピード感を重視する必要があります。
申込みした後に審査回答までの時間が長いと困るので、申込み前に審査時間の目安について調べておくと良いでしょう。
大手消費者金融や中小消費者金融では「最短即日融資」に対応できる金融機関が多いですが、即日審査や即日融資が可能であっても、「平日何時までに申込み」 といった条件が定められています。申込みのタイミングによっては審査回答までに時間がかかり、即日でお金を借りられないケースもありますので、必ず確認するよう気を付けてください。
即日融資可能で審査時間が早い業者でお金を借りたい方は、大手消費者金融の利用について検討してはいかがでしょうか。

審査通過率(成約率)が高いか

申込み手続きを行う前に審査通過率について調べておくと良いでしょう。
審査通過率とは「成約率または新規貸付率」とも言い、カードローンを新規で申込みした人のうち、審査に通った人の割合を数値で示したものです。同一の金融機関に新規申込者が100人いた場合、そのうちの40人が審査を通過して契約した場合は、審査通過率は40%となります。
参考までに、2023年4月から6月までの大手消費者金融会社の審査通過率をご紹介します。

消費者金融2023年4月2023年5月2023年6月
アコム40.7%42.6%42.8%
アイフル51.2%24.9%40.4%
プロミス42.3%40.8%41.9%
レイク26.5%27.0%26.2%
SMBCモビット
※SMBCモビットでは審査通過率は非公開
アコム (アコム株式会社)
アイフル (アイフル株式会社)
プロミス (SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)
レイク (新生フィナンシャル株式会社・株式会社SBI新生銀行)

WEB完結かどうか

カードローンの申込みから必要書類の提出・契約まですべてインターネット上で完結することをWEB完結と言います。審査と融資のスピード感を重視するなら、WEB完結で申込みすることをおすすめします。

パソコンやスマホをお持ちであればインターネット上で、24時間いつでもどこにいてもカードローンの申込み手続きが可能です。本人確認用書類などの必要書類をデータファイル化して、インターネット上にアップロードするだけで良いので、わざわざ書類を郵送する必要もなくて済みます。
カードローン専用のスマホアプリを無料で提供している消費者金融もありますので、活用すると良いでしょう。

WEB完結で、申込みから審査・契約・借入開始までの流れがスムーズになり、スピード重視でお金を借りることができます。

職場への電話連絡なしか

申込者が申込みの際に申請した勤務先の会社で働いているか確認して、収入の安定性や返済能力があるかどうか調べるために、カードローンの申込み手続き後、勤務先に関する審査として職場への在籍確認が行われます。

プロミスやアコムなど大手消費者金融会社の公式サイトには、「原則として勤務先への在籍確認の連絡なし」と記載されています。ただし、審査の状況等によっては、在籍確認の連絡が来る場合もあります。
在籍確認の連絡が来るタイミングなど、在籍確認について不安があれば、申込み後すぐにコールセンターに電話して相談しておくと良いでしょう。勤務先の会社名が記載された健康保険証や収入証明書などの書類を提出すれば、在籍確認の電話連絡が回避できる場合もあります。

激甘でお金を借りる借入先ごとのメリット・デメリット|大手消費者金融・中小消費者金融・アプリの少額ローン

審査が甘いカードローンをお探しの方や、審査が緩い金融機関を希望する方は、大手消費者金融や中小消費者金融、アプリの少額ローンが適しています
これらの金融機関でお金を借りる場合、審査がスピーディーなので急いでお金を借りたい方には十分な満足度が得られるでしょう。
しかし、どの金融機関でお金を借りてもメリットだけではなく、デメリットもいくつかありますので、申込み前には慎重に判断して、失敗と後悔のないように心がけましょう。

大手消費者金融・中小消費者金融・アプリの少額ローンについて、メリット・デメリットは下記の通りです。

【激甘でお金を借りる方法1】大手消費者金融のメリット・デメリット

  • 審査時間が短い (最短20分程度)
  • 最短即日融資で振り込みキャッシング可能
  • 銀行系カードローンと比較すると審査通過率が高い
  • 貸金業法に基づいて健全に運営されており安心してお金を借りることができる
  • 無利息期間サービスの特典が受けられる (期間内に完済すれば元本のみの返済)
  • 専用アプリを活用すればスマホATMによるカードレス取引ができる
  • 事業性資金を除きお金の使い道は原則として自由
  • 無担保・保証人不要で融資を受けることができる
  • 申込み方法や借入返済方法の選択肢が多い
  • WEB完結申込みで自宅への郵便物を省略できる
  • 銀行と比較すると金利が高い
  • 総量規制により年収の3分の1を超える金額を借りることができない
  • 返済期日に遅れた場合は、電話による連絡や自宅に郵送物が届く

【激甘でお金を借りる方法2】中小消費者金融のメリット・デメリット

  • 独自審査により銀行や大手消費者金融よりも審査基準が緩い傾向にある
  • 老舗の中小消費者金融なら地域密着型で信頼性が高い
  • 大手消費者金融よりも審査に時間がかかる
  • 銀行や大手消費者金融と比較すると金利がやや高めに設定されている
  • 無利息期間サービスを実施する中小消費者金融会社が少ない
  • 申込み方法や借入返済方法の選択肢が少ない
  • 大手消費者金融カードローンよりもユーザー数が少ない
  • スマホアプリを提供する中小消費者金融が少ない

【激甘でお金を借りる方法3】アプリの少額ローンのメリット・デメリット

  • 申込から借入返済までアプリで完結する
  • スマホATMによるカードレス取引に対応
  • 金利の優遇措置が受けられる
  • コード決済によるチャージが可能
  • 消費者金融と比較すると審査のハードルが高い
  • 銀行と比較すると金利が高い
  • 土日に即日でお金を借りることができない

審査が甘い金融機関でお金を借りるときの注意点|ゆるい中小消費者金融でも借入れできないケースもあり

甘い審査でお金を借りることができる金融機関をお探しの方も多いですが、すべての業者が良質であるとは断言できません。中には悪質な業者が潜んでいて、信用情報機関に金融事故情報が登録されたスーパーブラックでも借りることができるケースも少なくありません。
闇金以外でも審査なしで即日融資が可能な業者や、債務整理中の人でもお金を借りることができる神金融もありますが、お金に困っているからといって安易に利用するのは危険です。

そこで、審査が甘い金融機関でお金を借りるときの注意点について、4つの重要ポイントをお伝えします。

【お金を借りるときの注意点1】事前に金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで正規の登録業者(闇金以外)であることを確認

カードローンの申込みを行う前に、その業者が闇金以外の正規の金融事業者であるかどうか、事前に調べておくことをおすすめします。正確な情報を得るために、金融庁のウェブサイトから「登録貸金業者情報検索サービス」を活用すると良いでしょう。

「登録貸金業者情報検索入力ページ」の入力欄には複数の項目があります。

「登録貸金業者情報検索入力ページ」の入力欄の項目
  • 登録番号 (貸金業者の登録番号を入力・2箇所のうち片方が空欄でもOK)
  • 所在地 (貸金業者の本店や営業所のある住所・都道府県)
  • 商号・名称 (貸金業者の屋号または会社名)
  • 代表者名 (貸金業者の代表者名を全角で入力・姓と名の間は全角スペース)
  • 電話番号 (市外局番からハイフンやカッコなしで入力)

この中から一部の項目を入力して「検索開始」をクリックすると、貸金業者の情報を閲覧することができます。検索した結果、貸金業者の情報が公開されなかった場合は、正規の金融事業者ではないため、悪徳業者である可能性が高いです。

【お金を借りるときの注意点2】「ブラックリストOK」「在籍確認なし」は悪徳業者の可能性大

お金を借りるのに審査に通る自信がない人が、審査のゆるい貸金業者で融資を受けて失敗するケースもよくあります。「在籍確認なし」「ブラックリストOK」といったキーワードで、審査なしで即日融資が受けられる貸金業者は、悪徳業者である可能性が高いです。
貸金業者でお金を借りる以上は必ず返済の義務が生じるため、本来であればお金を借りる人に安定した収入と返済能力があることが前提となります。消費者金融に限らず、クレジットカードによるキャッシングや銀行系カードローンなど、正規の金融機関であれば、収入の安定と返済能力は絶対条件となります。

【お金を借りるときの注意点3】非正規雇用の人は審査に落ちやすい

消費者金融や銀行、クレジットカードのキャッシングの審査では、非正規雇用の人は落ちやすい傾向にあります。
そもそも非正規雇用の場合は、働く期間が限られている派遣社員など、継続的に安定した収入が得られないケースが多いです。審査では年収や勤務先だけではなく、雇用形態・勤続年数などの情報を把握した上で、収入の安定性と返済能力についてチェックします。
消費者金融やクレジットカード会社では貸金業法に基づいて運営していて総量規制の適用対象となります。そのため、年収の3分の1超の金額を貸付することが法律によって禁じられています。
さらに、カードローンの新規申込みで借入限度額が50万円を超える場合は、本人確認用書類と合わせて収入証明書の提出が必須となります。非正規雇用以外の方でも、安定した収入が得られていない方や、勤続年数が短い場合は審査に落ちることもあります。

審査が甘い中小消費者金融でも、通過できずお金を借りることができないケース

「大手消費者金融より審査が甘い」と言われる中小消費者金融でも、審査に落ちる人もいます。

審査が甘い貸金業者でもお金を借りることができないケース
  • 短期間で複数の金融機関に申込みをして審査に落ち「申込みブラック」になった
  • 信用情報機関に金融事故情報が登録されている
  • すでに年収の1/3超の金額を借りている
  • 以前同じ金融機関に申込みして審査に落ちた
  • 現在仕事に就いていなくて無収入になった
  • 他の金融機関でお金を借りていて返済を滞納している

審査の基本的な流れ|逸脱した甘いステップ…闇金などの悪徳業者の可能性に注意!

カードローンの審査の内容や審査基準、手順は各社でそれぞれ違いはありますが、基本的な流れはほぼ同じです。

基本的な流れ

STEP
カードローンの申込みで個人情報等の入力や記入を行った後に審査スタート
STEP
運転免許証など本人確認用書類を提出して書類を確認

借入限度額に応じて収入証明書も提出

STEP
過去直近に返済の滞納など金融事故発生の有無について信用情報機関に照合と確認
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申込者本人への確認
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申込み時に申請した勤務先の会社に電話で在籍確認

社名入り書類の提出で在籍確認の連絡が回避されるケースあり

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審査結果の回答

このように、いくつかの段階を踏んで審査が実施されます。
申込者本人の個人情報や勤務先に関する確認や、他の金融機関からの借入返済状況など、多彩な観点から確認を行うことによって、安定した収入と返済能力があるか、総量規制オーバーになってはいないかなど、正確に把握することができます。
各社で独自に審査基準が定められており、審査をクリアしなければお金を借りることはできません。審査なしの業者や、極端に審査が甘い業者は闇金などの悪徳業者がある可能性が高いので、十分に警戒しなければなりません。

審査に通過するためのコツ6通り|安全にスピーディーにお金を借りるなら要チェック

カードローンの審査に通過するためのコツ
  • 継続的に安定した収入が得られていること
  • 他の金融機関に同時申込みは行わない
  • 申込みの前にWEB借入診断や返済シミュレーションを活用する
  • 借入限度額は少額に設定する
  • 借入総額が総量規制オーバーにならないか確認
  • ウソの申告をしない

【通過のコツ1】継続的に安定した収入が得られていること

カードローンの審査で最重視されるのが「収入の安定性」と「しっかりとした返済能力」です。
「収入の安定性」とは、長期的に継続的に安定した収入が得られていること、今後も安定した収入が得られる見込みがあることを指します。収入が高い月もあれば低い月があるなど、毎月の報酬が安定していない個人事業主の方よりも、給料が安くても毎月安定した収入が得られる会社員など正規雇用の人の方が、審査を通過しやすいです。

【通過のコツ2】他の金融機関に同時申込みは行わない

今すぐにでもお金を借りたいからと言って、他の金融機関への同時申込みや短期間での申込みはしないのが鉄則です。「複数の金融機関に申込みしておけば、お金を多く借りられる」「何社か申込みしておけば審査に通りやすくなる」と勘違いする人もいますが、それは大きな間違いです。
申込みの履歴が残ることにより、個人の信用情報に記録されて審査に不利になるケースもあります。消費者金融でお金を借りる際には、総量規制により年収の3分の1以下の金額までしか融資を受けることはできないのでご注意下さい。

【通過のコツ3】新規申込みの前にWEB借入診断や返済シミュレーションを活用する

大手消費者金融の公式サイトにはWEB借入診断や返済シミュレーション機能があります。
WEB借入診断では年齢・年収・他社借入金額の3項目を入力して、診断開始ボタンを選択すれば、簡易的な診断結果が表示されます。返済回数や返済期間、月々の返済金額を知りたい方は、大手消費者金融の公式サイトから返済シミュレーションを活用すると良いでしよう。

【通過のコツ4】借入限度額は少額に設定する

審査を有利にするためにも、借入限度額は少額に設定するのが基本です。借入限度額が50万円を超える場合は、収入証明書の提出が必須となり、審査のハードルが高くなります
申込みの際には借入限度額を少額に抑え、融資開始後は必ず返済期日を守りましょう。返済状況に問題がなければ、増額申請の際にも審査に通りやすくなるでしょう。

【通過のコツ5】借入総額が総量規制オーバーにならないか確認

カードローン申込みの際に、借入総額が総量規制オーバーにならないか確認しましょう。総量規制により年収の3分の1を超える金額を借りることはできないので、特に他社でお金を借りている方はご注意下さい。

【通過のコツ6】ウソの申告をしない

カードローンの審査では収入の安定性と返済能力が問われますが、自分の雇用形態・勤続年数・年収などについて不安があるからといって、申込み時にウソの申告をするのはNGです。ウソの申告が申込み先の金融機関に知られてしまうと、審査に落ちるだけではなく、その時点で信用を失ってしまいます

監修者(ファイナンシャルプランナー)からのアドバイス

この記事では、審査が甘い金融機関や審査がゆるい激甘審査ファイナンスをお探しの方に向けて、審査に通りやすい大手消費者金融や中小消費者金融についてご紹介しました。
この他にも、「即日融資可能で審査が甘い」といった条件で借り入れ先を探す時の重要ポイント、お金を借りる時の注意点についてお伝えしました。

審査が甘い消費者金融であっても、申込みすればすべての方が審査に通るわけではなく、審査通過率は30%~40%程度が目安となっています。審査の基本的な流れや審査を通過するためのコツもわかりやすく解説しているので、気になる方はぜひ今後の参考にしてみて下さい。
極端に審査が甘い業者や、審査なしで即日融資するのは闇金などの悪徳業者である可能性が高いので、絶対に関わらないようにご注意下さい。

今回掲載した大手消費者金融や中小消費者金融は、各社で独自審査基準が設けられています。
WEB完結申込みに対応可能な業者が多く、申込みから審査・契約・借入開始までの流れがスムーズです。申込みの際には必ず返済シミュレーションを行い、無理のない返済計画を立てて、借入開始後は必ず返済期日を守り、延滞しないように気をつけましょう

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