素敵な俳優さんが広告を飾りイメージが明るくなったこと、 消費者金融の利便性が増したこと、また貸金業法改正によって借入しやすい 環境が整ってきたことで消費者金融の利用者が増えています。
その一方で消費者金融をサラ金と呼んでいた時代の印象が残っていたり、過払い金についてのCMを見ると、「なんとなく怖い・・・」「実際はどうなんだろう・・・」と心配な方、消費者金融のデメリットが気になる方も多いと思います。
現在、多くの人が消費者金融を利用しているとはいえ、初めての利用は不安ですよね。 確かに、銀行系カードローンに比べるとデメリットはありますが、場合によっては消費者金融の方が審査が早いので、急にお金が必要な時にすぐ登録し、借りることができるメリットも。
しかし、もちろんデメリットも。
ということで今回は、消費者金融をのメリット・デメリットをご紹介して 「なんとなく不安」を解消し、上手に利用していただけたらと思います。
これが5つのデメリット!消費者金融の特徴解説
これが消費者金融でお金を借りるデメリット5つです!
- ① 金利が高い
- ② 専業主婦(夫)は借りることができない
- ③ 消費者金融からの借入は総量規制の対象
- ④ 借金に慣れてしまう
- ⑤【最大のデメリット】クレジットカードやローンなどの審査への影響の可能性
該当する方もしない方もいると思います。
次にそれぞれのデメリットについて解説していくので、消費者金融からの借入前に、気になる項目をぜひご覧ください!
金利が高い
消費者金融は金利が高い! というデメリットイメージ、ありますよね。
まずは大手各社の金利をご覧ください。
大手各社の金利
金融機関 | 金利 |
---|---|
アコム | 3.0%~18.0% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
プロミス | 4.5%~17.8% |
アイフル | 4.5%~18.0% |
たしかに18%と高いのはデメリット、、、でも3%は悪くない!!
消費者金融の広告に書いてある下限と上限金利の差が大きすぎて、一体自分はどの金利が適用されるのかわからないですよね。多重債務ではないし、真ん中あたりの10%かな、と思う方もいるかもしれません。
しかし、消費者金融の利用が初めてで100万円未満の借入だと、基本的にどの消費者金融でも上限金利が適用されます。
やはり金利の高さはデメリット。
消費者金融の広告表記は正しいのですが、誤解しやすいところなので心得ておきましょう。
消費者金融の無利息期間サービス
一方で、消費者金融の多くでは、「無利息期間」サービスを設定しています。無利息期間とは、決められた期限内に全額返済すると、金利がかからないというもの。
借入金額以上の返済を行う必要がないため、このサービスを利用すると無駄な返済を抑えることができます。
給料日、ボーナス支給日間近など、借入が短期間の予定なら消費者金融の無利息期間サービスを賢く使うと高金利のデメリットを打破できますね!
特に、大手消費者金融のプロミスでは、初回借入日の翌日から30日間は無利息で利用可!
アコム、アイフル、レイクALSAなどの契約日翌日からの無利息期間と違って、借入日翌日から無利息ですので、無利息で利用できる期間が長いのが特徴です。
専業主婦(夫)は借りることができない
担保も保証人も不要で即日登録でお金を借りることができるのが消費者金融のメリット。ここで借入ができるのは、次の条件を満たす人です。
- 20歳以上(年齢上限は消費者金融業者によって異なる)
- 安定収入がある人
なので、まったく収入がない専業主婦(夫)は消費者金融でお金を借りることができない・・・というデメリットが。
銀行系カードローンには配偶者に安定収入があれば、無収入でもお金を借りられるところがあります。また、パートやアルバイトで収入を得ていれば、消費者金融でお金を借りることができるので時間的に可能な方はちょっとバイトをしたら、このデメリットは克服できます。
消費者金融からの借入は総量規制の対象
年収の1/3までしか借入できないと制限している総量規制という法律。これは貸金業法のメインともいえる項目なので、この条件を満たさない申請はすぐに落とされます。
消費者金融からの借金には総量規制が適用されるのでデメリットです。
一方、総量規制の適用を受けずに借りられるのが銀行系カードローン。借りる側にとっては選択肢が増えて良いのですが、銀行系カードローンは年収の1/3という制限がないので、審査は消費者金融よりも厳しいのが現状で、両方に違ったデメリットがあります。
このデメリットを打破するには、少しずつ長く利用することで信用を積み重ね消費者金融の優良顧客となり、低金利で融資を受けたり、借入枠が増えるのを狙うのもアリです。
借金に慣れてしまう
4つめのデメリットは「慣れ」。
初めて消費者金融からお金を借りるときは個人差はあれ、罪悪感や抵抗感があるものです。
最初は人目を気にして借りていたのに、慣れてくるとその気持ちは薄らいでくるようです。それぞれ事情があってお金を借りるわけですから、仕方がないこと。
とはいえ、消費者金融はあまりに気軽で便利に利用できるため、「すごく必要だから借りる」だったものが「ちょっと使いたいから借りる」とハードルが下がってきてしまうのです。
そうなると恐いのが多重債務への入り口。
数社の消費者金融で借り換えを繰り返し借金に苦しむことに。自分の感覚が麻痺するという、慣れからくるデメリットがあります。
このデメリットを克服するため、消費者金融からお金を借りるときは返済計画を立て、一日も早く完済できるようにしましょう!
消費者金融からの借入額や利息を元に、自分で返済シミュレーションの計算をするのはなかなか難しいというデメリットも。便利なアプリ等もあるので、活用しましょう!
【最大のデメリット】クレジットカードやローンなどの審査への影響の可能性
消費者金融の借入・返済状況は、全て信用情報機関に登録されています。
信用情報への悪影響を防ぐには、消費者金融への返済遅延の防止と早めの完済をすること。最大のデメリットはできるだけ回避したいものです。一体どのようなデメリットがあるのでしょう?
消費者金融への延滞が続いて信用が落ちるとこんなデメリットが!
- 住宅ローン、マイカーローンが組めない
- 賃貸住宅契約で保証人を保証会社にする場合、断られる
- カードローンで借金ができない
- クレジットカード契約ができない
- スマホの分割払いができない
- 消費者金融への延滞が周囲に知れた場合、職場や家庭でも信用を失う
特に、今後住宅ローンを受けたいと思っている方は要注意。
住宅ローン借入希望の方で消費者金融の借金がある場合、できるだけ完済してから住宅ローン審査を受けましょう。残高や遅延が無くても、大型ローンを組むとき消費者金融への借入が残っていると、有利には働きません。
あらかじめ返済計画を立て、住宅ローンへの申し込みまでに決着をつけましょう。
完済していても消費者金融を利用していたということで、マイナス評価をされてしまうこともあります。
完済から5年経っていれば、住宅ローン審査に影響はなくなります。
デメリットだけじゃない!メリットを使って賢く借り入れ!
消費者金融でお金を借りることについて、ネガティブなイメージかつきまとい、「デメリットが多い。」と思い込んではいませんか?
しかし、大手消費者金融会社ではユーザー目線に立って良質なサービスを提供しています。上手に使いこなせばムダな出費を抑えられるので便利です。
消費者金融系カードローンのおもなメリットは下記の通りです。
アルバイト・パートの人もお金を借りられる
銀行系カードローンはパートやアルバイトの人が利用できない場合もあります。
その点、消費者金融系カードローンなら審査が緩やかで、パート・アルバイトの人も利用できる可能性大です。
正社員よりも年収が少ないことを気にする人でも、定期的に安定した収入が継続していれば審査をクリアできる確率が高いです。
即日融資OK! 対応がスピーディー
消費者金融系カードローンの最大のメリットは、今すぐにお金が必要な時に最短で即日融資で借りられることです。
銀行系カードローンは2018年1月より、最短で即日融資ができなくなりました。
その理由は、反社会性力の除外に向けて、これまで以上に審査がより厳しくなったからです。
銀行系カードローンの新規申込み後に、預金保険機構に申込み者のデータを送り、その後は警視庁にデータベース照会をします。
そのため、審査結果は最短でも翌営業日になり、最長で数日間はかかります。
急にお金が必要になった時は、やはり消費者金融系カードローンの方が利便性は高いです。
グレーゾーン金利の撤廃と過払い金の請求
従来はグレーゾーン金利が導入されていましたが、利息制限法・貸金業法の改正にともない、撤廃されました。
これによって、消費者金融会社の金利の上限は15~20%となり、従来よりも借りやすく返済しやすくなりました。
適正な金利が設定されるようになり、グレーゾーン金利でお金を借りていた人は、過払い金があれば返還請求ができます。
大手消費者金融の無利息期間サービス
銀行カードローンやキャッシングにはない消費者金融系カードローンの最大のメリットと言えば、無利息期間サービスです。
現在、大手消費者金融会社で無利息期間サービスを実施しているのは、アイフル・アコム・プロミス・新生銀行レイクALSA・ノーローンの5社です。
アイフル
- 契約した日の翌日から30日間が無利息
- アイフルの利用が初めての人
アコム
- 無利息期間は契約日の翌日から30日間
- アコムで新規契約をした人が対象
- 返済期日は35日ごとに設定すること
プロミス
- 初回借入日の翌日から30日間まで無利息
- プロミスの利用が初めてで所定のポイントを満たした人
- eメールサービスとWEB明細を利用すること
レイクALSA (新生銀行グループ)
- レイクALSAで初めて取引する人
- 無利息期間は契約日の翌日から30日間
- 契約日の翌日から180日間(借入額が5万円の場合)※いずれか一方を選択
ノーローン
- 借入した日の翌日から1週間
- 初回利用の人もすでに利用した人も対象
低金利の銀行系カードローンで利息の支払いのムダを抑えるなら、消費者金融系カードローンの無利息期間サービスをおおいに活用すべきです。
借入れ・返済は最寄りの提携ATMで
消費者金融系カードローンは、専用のカードが1枚あれば最寄りの提携ATMにて借入れ・返済が自由自在にできます。
専用のカードがなくてもスマホを使ってATMでの取引で、借入れが可能になる場合もあります。必要な時に必要な分だけ、近くのコンビニATMで借入れ・返済ができるのが魅力です。
消費者金融からの借り入れにおすすめな人
消費者金融系カードローンには、メリットもあればデメリットもありますが、利用が向いている人もいればそうではない人もいます。
消費者金融系カードローンの利用がおすすめな人とは下記の6つのケースです。
1日も早くお金を借りたい人に最適
急にお金が必要になった時や銀行で定期預金などを解約する時間の余裕がない場合は、消費者金融系カードローンが向いています。
銀行系カードローンでお金を借りる場合は、2018年1月より審査が厳しくなり、最短即日での融資が不可となりました。
その点、消費者金融系カードローンなら、ほとんどの貸金業者で申込み当日に審査結果が通知されます。
最短即日の融資が可能で、遅くても翌日または翌営業日には借入れができる仕組みです。
カードローンを初めて利用する人に最適
消費者金融系カードローンは、お金の借入れが初めての人に向いています。
大手の消費者金融会社では、カードローンの新規申込み・初めての利用の人を対象に無利息期間サービスを提供しています。
無利息期間サービスとは、一定期間内のカードローンの利用であれば、利息がゼロ円になることです。たとえば、契約日の翌日から30日間にお金を借りる場合、返済は元本のみ・利息は無料になります。
銀行系カードローンやキャッシングの審査に落ちた人に最適
過去・直近に銀行系カードローンやキャッシングに申込みをして、審査に落ちた人に消費者金融系カードローンは最適です。
消費者金融系カードローンは、銀行系カードローンやクレジット会社や信販会社のキャッシングよりも審査基準が緩やかです。
申込み時に属性が同じではあっても、金融機関により審査基準には違いがあります。これまで何社か銀行系カードローンに申込みをして断られた人でも、消費者金融系カードローンなら審査をクリアできる可能性は十分にあります。
短期間で返済を完済できる人に最適
これまでは「消費者金融は金利が高いから、うかつに借りられない」というイメージが定着していました。
しかし、今では大手消費者金融会社が安心の無利息期間サービスを導入しています。
少額で1回だけお金を借りたい人や短期間での完済が可能な人には、銀行系カードローンよりも消費者金融系カードローンの方がおすすめです。
新規申込み・初回借入れの場合は、消費者金融系カードローンを賢く上手に利用すれば、利息分の返済は実質ゼロ円で済みます。
カードローンの利用を家族に知られたくない人に最適
消費者金融系カードローンだと、お金を借りたことが家族や周囲の人に知られると思ってはいませんか?
カードローンの利用明細が自宅に届くと家族に見られてしまう!
しかし、今ではほとんどの消費者金融会社がパソコン・スマホのネット上で閲覧できるWEB明細を導入しています。毎月の利用明細は24時間いつでもWEBでチェックできるので、家族や周囲の人に知られる心配はありません。
借り過ぎないようにしたい人に最適
消費者金融系カードローンは、いつでもお金を借りられるから借りすぎてしまうのでは?と不安を抱いてはいませんか?
しかし、消費者金融系カードローンでは借りすぎを防ぐ対策があります。総量規制により、年収の3分の1を超える金額を借入れることはできません。
あとは借りすぎを防ぐために借入限度額を少額にして返済期日を守ること、必要最小限の借入れを心がけていれば大丈夫です。
まとめ
消費者金融の5つのデメリット
① 金利が高い
② 専業主婦(夫)は借りることができない
③ 消費者金融からの借入は総量規制の対象
④ 借金に慣れてしまう
⑤クレジットカードやローンなどの審査への影響の可能性
消費者金融のメリット
アルバイト、パートでもお金を借りられる
即日融資が可能
大手消費者金融では無利息期間サービスがある